auカブコム証券の解約方法を徹底解説!手続きの流れ・注意点・必要書類まとめ【2025年最新】

auカブコム証券の解約方法を徹底解説!手続きの流れ・注意点・必要書類まとめ【2025年最新】 投資

auカブコム証券の口座をスムーズに解約したい方へ。 この記事では、電話一本で始まる解約手続きの全ステップから、事前に必ず確認すべき4つのチェックリスト、必要書類、そして多くの人が気になる疑問点まで、あなたのauカブコム証券解約を徹底サポートします。「残高ゼロって具体的にどうするの?」「NISA口座はどうなる?」「クレカ積立していたけど…」そんな疑問もスッキリ解消。2024年最新情報で、迷わず・確実に解約を進めましょう!

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auカブコム証券 解約手続きの具体的な流れ【完全ガイド】

auカブコム証券の口座解約は、基本的に電話での依頼から始まります。Webサイト上だけで完結することはできません。ここでは、電話連絡から解約完了までの具体的なステップを解説します。

STEP1:お客様サポートセンターへ電話連絡

まず、auカブコム証券のお客様サポートセンターへ電話し、口座解約の意思を伝えます。

  • 連絡先: auカブコム証券 お客様サポートセンター
  • 電話番号: 公式サイトでご確認ください(フリーコールあり)
  • 受付時間: 平日 8:00~18:00(※変更される可能性があります)

電話をかける前に、後述する解約前に必ず確認すべき4つのチェックリストの内容を済ませておくと、手続きがスムーズに進みます。特に口座残高(現金・有価証券)がゼロになっているか、積立設定が解除されているかは重要です。

電話口では、本人確認(口座番号、氏名、登録住所、生年月日など)が行われますので、事前に準備しておきましょう。オペレーターに「口座を解約したい」と伝えれば、手続きについて案内があります。

STEP2:「口座解約依頼書」の受け取りと返送

電話で解約の意思を伝えると、後日、登録住所宛に「口座解約依頼書」(またはそれに類する書類)が郵送されてきます。

  • 受け取り: 通常、電話連絡後1週間程度で到着します。
  • 記入: 書類の内容を確認し、必要事項(氏名、口座番号、解約理由など)を記入・捺印します。記入漏れや不備がないように注意しましょう。
  • 返送: 記入済みの依頼書を、同封されている返信用封筒(または指定された宛先)へ郵送します。

STEP3:auカブコム証券での書類確認と解約完了

返送した書類がauカブコム証券に到着し、内容に不備がないことが確認されれば、解約手続きが進められます。

  • 処理期間: 書類到着後、通常1~2週間程度で解約手続きが完了します。ただし、書類に不備があった場合や、確認事項がある場合は、さらに時間がかかることがあります。
  • 完了通知: 原則として、解約完了の通知はありません。
  • 確認方法: 解約手続きが完了すると、auカブコム証券の取引サイトやアプリにログインできなくなります。 これをもって解約完了と判断できます。

【重要】auカブコム証券 解約前に必ず確認すべき4つのチェックリスト

「電話したのに解約できなかった…」とならないために、以下の4つの点は必ず事前に確認・対応しておきましょう。これを怠ると、手続きが滞ったり、二度手間になったりする可能性があります。

チェック1:口座残高は0円ですか?(有価証券・現金)

口座解約の大前提として、口座内のすべての残高(株式、投資信託、預り金などの現金)を0円にする必要があります。

  • 有価証券(株式・投資信託など): 全て売却するか、他の証券会社へ移管(出庫)手続きを行ってください。
  • 現金(預り金): 全て出金してください。

投資信託の売却手順(アプリ例)

クレカ積立などで保有している投資信託を売却する場合、アプリから簡単に手続きできます。

  1. auカブコム証券アプリにログインします。
  2. 左上のメニュー(三本線)から「投信」→「残高照会」をタップします。
  3. 保有している投資信託が表示されるので、売却したい銘柄を選び、「売却」をタップします。
  4. 売却したい口数を入力します。「全口数」を選択すれば、保有分すべてを売却できます。
  5. 「売却画面へ」をタップします。
  6. 受渡日概算受渡金額を確認します。
    • 受渡日: 実際に現金化される日です。銘柄や注文時間によって異なります。
      • 国内株式投信: 15時までの注文で通常3営業日後
      • 外国株式投信 (S&P500, オールカントリーなど): 15時までの注文で通常4~5営業日後
      • ※15時以降の注文は翌営業日扱いとなり、受渡日がさらに後ろ倒しになります。
    • 概算受渡金額: 税金(特定口座の場合)などが引かれた後の手取り額の目安が表示されます。
  7. 取引パスワードを入力し、「注文」をタップして完了です。
参照:https://www.youtube.com/watch?v=LISSZS9xjq0

注意点:

  • 売却代金はすぐには出金できません。上記の「受渡日」以降に出金可能となります。解約を急ぐ場合は、受渡日を考慮して早めに売却手続きを行いましょう。
  • クレカ積立のポイント目的で投資信託を購入し、すぐに売却する「ポイント即売り」を行う方もいますが、投資信託は値動きがあるため、売却時に購入価格を下回り、ポイント獲得分以上の損失が出るリスクがあります。あくまで自己責任で行う必要があります。

1,000円未満の現金残高がある場合の対応方法

出金手続きは通常1,000円以上からですが、解約に伴い1,000円未満の残高を出金したい場合は、お客様サポートセンターへ電話で相談してください。オペレーターの指示に従って手続きを進めることになります。

ただし、auじぶん銀行との「auマネーコネクト(自動入出金)」を設定している場合は、1,000円未満でも自動でauじぶん銀行へ出金されるため、特別な手続きは不要な場合があります。事前に設定状況を確認しておくと良いでしょう。

残高の確認方法(ログイン後ページ)

ログイン後のウェブサイト(PC/スマホ)で確認できます。

  1. auカブコム証券にログインします。(※現在は三菱UFJ eスマート証券に変わっています)
  2. メニューから「資産管理」を選択します。
  3. 「お預り資産」「買付可能額(出金可能額)」などの項目で、保有している有価証券や現金の残高を確認できます。
    • 現金残高(出金可能額)は「資産管理」→「買付出金可能額」で確認できます。

チェック2:積立設定(投信・NISA)は解除されていますか?

投資信託の積立設定(毎月自動で買付する設定)や、NISA口座での積立設定を行っている場合は、必ず事前に解除してください。解除しないまま解約手続きを進めると、意図しない買付が発生してしまう可能性があります。

積立設定の確認・中止方法

ログイン後のウェブサイトで確認・中止手続きが可能です。

  1. auカブコム証券にログインします。
  2. メニューから「投信」「積立」(または類似の項目)を選択します。
  3. 現在設定中の積立契約一覧が表示されます。
  4. 課税口座(特定口座・一般口座)NISA口座の両方を確認し、該当する積立設定があれば「中止」または「取消」の手続きを行います。
参照:https://kabu.com/item/fund/creditcard/tsumitate_guide.html

次回買付予定がある場合の注意点

積立設定の中止手続きが、次回の買付実行日に間に合わない場合があります(締切日を過ぎているなど)。その場合は、次回分の買付が実行されてしまいます。

買付が実行された後は、その分の投資信託を売却し、現金化された後に出金するという手順が必要になります。解約完了までの期間が延びてしまうため、積立設定の解除は余裕をもって行いましょう。

NISA口座を解約(売却)する際の重要注意点

auカブコム証券でNISA口座(つみたてNISA、一般NISA)を開設・利用していた場合、解約(口座閉鎖)に伴いNISA口座も閉鎖することになります。ここで非常に重要な注意点があります。

  • 非課税枠は売却しても復活しない: NISA口座で購入した商品を売却しても、一度使った非課税投資枠は元に戻りません。 例えば、年間40万円の非課税枠のうち10万円分投資し、その後その10万円分を売却しても、残りの非課税枠は30万円のままです。売却によって40万円に戻るわけではありません。(旧NISAの場合。新NISAでは翌年以降に枠が復活する場合がありますが、口座自体を解約する場合は異なります)
  • 非課税メリットの放棄: NISA口座で保有している商品を売却するということは、本来得られたはずの非課税メリット(最大20年間または無期限の運用益非課税)を放棄することになります。

しかし、2024年に制度が大幅に拡充した新NISAの登場で、非課税枠の再利用が可能になりました。

参照:https://kabu.com/beginner/stock/nisa.html

NISA口座を解約(売却)する前に検討したいこと

「他の証券会社でNISAをやりたい」「投資方針が変わった」などの理由でauカブコム証券のNISA口座の解約を考えている場合、必ずしもすぐに売却・解約する必要はないかもしれません。 以下の方法も検討してみましょう。

  1. 積立金額の変更(減額): もし「毎月の積立額が負担」という理由なら、積立設定を月100円などの少額に変更するだけで、現金負担を大幅に減らせます。保有商品はそのまま非課税で運用を続けられます。
  2. 積立商品の変更: 「今積み立てている商品より良い商品が出た」という場合、現在の商品を売却せずに保有したまま新しく別の商品の積立を開始することができます。過去の商品は非課税メリットを活かしつつ、新しい商品に切り替えられます。信託報酬の差よりも非課税メリットの方が大きい場合が多いです。
  3. 金融機関変更(NISA口座の移管): 「楽天証券やSBI証券など、他の証券会社でNISAをやりたい」という場合は、auカブコム証券で保有しているNISA商品を売却せずに、他の証券会社へNISA口座を移す(金融機関変更・移管)ことが可能です。
    • 注意点:
      • 移管できるのは翌年以降の非課税枠からです。その年に一度でもNISA枠で買付していると、その年の移管はできません(翌年分の手続きは可能)。
      • 移管手続きは通常、毎年10月頃から翌年分の受付が始まります。
      • auカブコム証券で保有していたNISA商品は、移管後もauカブコム証券で保有し続ける形になります(他社へ持ち運べるわけではありません)。新しい証券会社では、新たな非課税枠で投資を開始します。

これらの方法で対応できる場合は、貴重な非課税枠を無駄にせず、解約を避けられる可能性があります。ご自身の状況に合わせて検討してみてください。

ただし、「どうしても現金が必要になった」という緊急事態の場合は、ためらわずにNISA口座の商品を売却しましょう。将来への投資も大切ですが、まずは今の生活を守ることが最優先です。ピンチを乗り越えたら、また積立を再開すれば良いのです。

チェック3:有料情報「リサーチネット」は解約済みですか?

auカブコム証券が提供する有料情報サービス「kabu.comリサーチネット」を契約している場合は、証券口座の解約とは別に、リサーチネットの解約手続きが必要です。忘れずに解約しましょう。

リサーチネットの契約状況確認・解約方法

ログイン後のウェブサイトで確認・解約手続きが可能です。

  1. auカブコム証券にログインします。
  2. メニューから「設定・申込」「電子契約」(または関連するサービス申込状況の項目)を選択します。
  3. 「kabu.comリサーチネット」の契約状況を確認します。
  4. 契約中の場合は、画面の指示に従って解約手続きを行います。

チェック4:未成年口座の親権者ではありませんか?

ご自身が未成年口座(ジュニアNISA含む)の親権者(登録親権者)として登録されている場合、原則としてご自身の証券口座を解約することはできません。 これは非常に重要な注意点です。

親権者変更または未成年口座解約の必要性

親権者として登録されている方がご自身の口座を解約するには、以下のいずれかの対応が必要です。

  1. 未成年口座の親権者を別の方(配偶者など)に変更する。
  2. 未成年口座自体を解約する。

いずれの手続きも、お客様サポートセンターへの連絡と書類提出が必要になります。未成年口座をお持ちで、ご自身の口座解約を検討している場合は、必ず事前にお客様サポートセンターへ相談してください。

auカブコム証券 解約に関する注意点とQ&A

ここでは、解約手続きに関してよくある質問や注意点をまとめました。

Q1. 解約にかかる期間はどのくらい?

A. お客様サポートセンターへ電話連絡してから、書類の郵送期間、返送期間、auカブコム証券での確認・処理期間を含めると、通常2~3週間程度を見ておくと良いでしょう。ただし、前述のチェックリストの対応(残高ゼロ化、積立解除など)が済んでいない場合や、書類に不備があった場合は、さらに時間がかかります。

Q2. 解約に手数料はかかる?

A. 口座解約自体に手数料はかかりません。 無料です。ただし、解約前に保有している株式や投資信託を売却する際には、通常の売却手数料がかかる場合があります(手数料コースによります)。また、他の証券会社へ株式などを移管(出庫)する場合は、所定の移管手数料が発生します。

Q3. 解約完了の連絡はある?ログインできなくなる?

A. 解約手続きが完了しても、auカブコム証券から完了の通知(メールや郵送)は原則ありません。 解約が完了したかどうかは、取引サイトやアプリにログインできなくなることで確認します。

Q4. 電話が繋がりにくい場合の代替手段は?(臨時措置について)

A. お客様サポートセンターは時間帯によって混み合い、電話が繋がりにくいことがあります。公式サイトで、電話混雑時の臨時措置として、Webフォームから「口座解約依頼書」の送付依頼を受け付けている場合があります。ただし、これはあくまで臨時的な対応であり、原則は電話での連絡が必要となる点に注意してください。まずは電話での連絡を試み、繋がらない場合に公式サイトで代替手段がないか確認してみましょう。

Q5. 解約後の各種報告書(年間取引報告書など)はどうなる?

A. 解約後でも、過去の取引に関する報告書(特定口座年間取引報告書など)が必要になることがあります(確定申告など)。解約前に必要な書類はダウンロード・印刷しておくのが確実ですが、解約後でもお客様サポートセンターに依頼すれば、郵送などで発行してもらえるのが一般的です。ただし、発行までに時間がかかる場合や、有料となる可能性もあるため、詳細はサポートセンターにご確認ください。

Q6. NISA口座を解約(売却)したら非課税メリットはどうなる?

A. 前述の通り、NISA口座で購入した商品を売却すると、その分の非課税投資枠は(旧NISAの場合)再利用できなくなり、将来得られたはずの非課税メリットも失われます。 解約・売却は慎重に検討しましょう。金融機関変更(移管)や積立額・商品の変更で対応できないか、まず考えてみることをおすすめします。

Q7. クレカ積立のポイント目的で即売却するのはアリ?

A. auカブコム証券のクレカ積立(au PAYカード決済)はポイント還元が魅力ですが、ポイント獲得のためだけに投資信託を購入し、すぐに売却する行為(いわゆる「ポイント即売り」「即売りポイ活」)にはリスクが伴います。 投資信託は元本保証ではなく、購入時よりも値下がりして売却することになれば、獲得したポイント以上に損失が出る可能性があります。特に相場変動が大きい局面では注意が必要です。あくまで投資であり、自己責任であることを理解しておきましょう。

  • 追記: 2023年12月買付分より、au PAYノーマルカードでのクレカ積立ポイント還元率は1%から0.5%に変更されました(ゴールドカードは1%維持)。この変更を機に、auカブコム証券の利用を見直す方もいるかもしれません。

Q8. 緊急でお金が必要になったらNISAでも売却すべき?

A. はい、ためらわずに売却しましょう。 NISAは長期的な資産形成のための制度ですが、それは現在の生活が安定していることが前提です。病気、失業、災害など、予期せぬ事態でどうしても現金が必要になった場合は、NISA口座の資産であっても売却して、まずは目の前の危機を乗り越えることが最優先です。投資は、生活を立て直してからまた再開すれば良いのです。

まとめ:auカブコム証券の解約をスムーズに進めるために

auカブコム証券の解約手続き自体は、電話連絡と書類返送が中心となり、それほど複雑ではありません。しかし、スムーズに完了させるためには、事前の準備が非常に重要です。

【解約前の最終チェックポイント】

  1. 口座残高(有価証券・現金)は完全にゼロか?
    • 売却代金の受渡日を確認し、出金まで完了させる。
    • 1,000円未満の残高は電話で相談(auマネーコネクト設定者は確認)。
  2. 積立設定(投信・NISA)は解除済みか?
    • 課税口座・NISA口座の両方を確認。
    • 次回買付日を確認し、余裕をもって解除する。
  3. NISA口座の扱いはどうするか?
    • 解約(売却)以外の選択肢(積立額変更、商品変更、金融機関変更)も検討したか?
    • 非課税枠が消滅するデメリットを理解しているか?
  4. 有料情報「リサーチネット」は解約済みか?
  5. 未成年口座の親権者ではないか?
    • 該当する場合は、事前にサポートセンターへ相談必須。

これらの点をしっかり確認・対応してからお客様サポートセンターへ電話すれば、手続きは格段にスムーズに進むはずです。この記事が、あなたのauカブコム証券解約の一助となれば幸いです。

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