「ストエネ(旧グランデータ)の電気代、急に高くなった…」「解約したいけど、手続きが面倒そう…」「カスタマーセンターに電話しても全然繋がらない!」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、ストエネ(旧グランデータ)は過去に燃料費調整額の高騰で電気代が大幅に上がり、SNSで「高すぎる!」という声が相次いだり、不適切な勧誘や説明不足で行政指導を受けたり、社名を変更したりといった経緯があります。こうした背景から、解約を検討している方が増えているのが現状です。
この記事では、そんなストエネの解約について、他社への切り替え・引越しそれぞれのケースに応じた具体的な手順はもちろん、繋がりにくい電話以外の連絡方法、気になる違約金の有無、二重請求や電気停止といったトラブル回避策まで、あらゆる疑問を解消します。
元契約者のリアルな声や専門家の意見も交えながら、あなたがスムーズかつ確実にストエネを解約し、不要なストレスから解放されるための情報を徹底的にまとめました。ぜひ最後まで読んで、安心・確実に手続きを進めてください。
ストエネの解約手続き【状況別:他社切り替え・引越し】
ストエネの解約は、あなたの状況によって手続き方法が大きく異なります。「他の電力会社に切り替えたい」のか、「引越しで電気を止めたい」のか。まずはご自身の状況を確認し、正しい手順で進めることが大切です。
他の電力会社へ切り替える場合【ストエネへの連絡は原則不要!】
今住んでいる場所はそのままで、ストエネから別の電力会社へ乗り換える場合の手順です。基本的には、新しい電力会社に申し込むだけでOKです。面倒なストエネへの解約連絡は、新しい電力会社が代行してくれるため原則不要です。
ただし、例外があるので注意してください。
切り替え先が「東京電力エナジーパートナー」の場合【要注意】
もし、切り替え先の新しい電力会社が東京電力エナジーパートナー(TEPCO)の場合のみ、特別な手続きが必要です。この場合のみ、あなた自身でストエネへ連絡する必要があります。
- 手順1: まずはTEPCOへ申し込みます。(この時点ではストエネへの連絡は不要)
- 手順2: TEPCOから「電気の切替え日」が通知されるので、その日付を確認します。
- 手順3: 切替え日の通知を受けたら、その日のうちに、ストエネへ「切替え日」を連絡します。連絡は、後述するマイページの専用フォームを使うのが確実でおすすめです。
【超重要】連絡を忘れる・遅れるとどうなる?
- 切替え日が延期される可能性: ストエネへの連絡が遅れたり、間違った日付を伝えてしまうと、TEPCOへの切り替えがスムーズに進まず、予定日より遅れてしまうことがあります。
- 解約手続きが中断される可能性: 最悪の場合、ストエネ側で解約手続きが進められず、切り替え自体がストップしてしまうリスクもあります。必ず通知を受けたら当日中に連絡しましょう。
切り替え先が「東京電力エナジーパートナー以外」の場合
TEPCO以外の電力会社(他の新電力や、関西電力・中部電力などの旧一般電気事業者※)へ切り替える場合は、非常に簡単です。
※北海道電力・東北電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力・沖縄電力
- 手順: 新しい電力会社へ申し込むだけです。申し込み後、新しい電力会社があなたの代わりにストエネの解約手続きを行ってくれます。あなたは特に何もする必要はありません。
【注意点】申し込み情報の入力ミスに気をつけて!
新しい電力会社への申し込み時に、「お客様番号」や「供給地点特定番号」などの情報を間違えて入力してしまうと、切り替え手続きがうまく進まないことがあります。正確な情報を入力するようにしましょう。(確認方法は後述)
【重要】切り替え手続きに必要な情報と確認方法
他の電力会社へ切り替える際には、以下の情報が必要になります。事前に確認しておくとスムーズです。
- お客様番号: ストエネでの契約者を特定するための番号です。
- 供給地点特定番号: 電気を使用している場所を特定するための全国共通の22桁の番号です。
これらの情報は、以下の方法で確認できます。
- ストエネのマイページ: ログイン後、契約情報などのメニューから確認できます。一番確実な方法です。
- 検針票(紙の請求書など): もし手元にあれば、記載されている場合があります。(ただし、ペーパーレス化で発行されていない場合も多いです)
【ポイント】解約前にマイページで情報を確認・保存しておこう!
解約手続きを進めてしまうと、マイページにログインできなくなる可能性があります。必要な情報は、解約申し込み前に必ず確認し、スクリーンショットなどで保存しておくことを強くおすすめします。
引越しに伴い解約する場合【ストエネへの手続き必須】
引越しによってストエネの利用をやめる場合は、必ずあなた自身でストエネへの解約手続きが必要です。これを忘れると、引越し後も旧住所の電気代が請求され続けてしまうので、絶対に忘れないようにしましょう。
- 手続き方法:
- マイページの解約専用フォーム: 電話が繋がりにくいことを考えると、マイページからの手続きが最もおすすめです。24時間いつでも申請できます。
- カスタマーセンターへの電話: 後述しますが、繋がりにくいことが多いようです。時間に余裕をもってかける必要があります。
- 手続き期限: 電気の利用を停止したい日の原則5営業日前までに手続きが必要です。ただし、引越しシーズン(3月~4月)や連休前後は混み合う可能性があるため、1週間~10日前など、できるだけ早めに手続きを済ませておくと安心です。
- 注意点: 手続き後、ストエネから内容確認の連絡(電話やメール)が来ることがあります。その際は必ず対応するようにしましょう。無視してしまうと手続きが進まない可能性があります。
引越し先でもストエネを継続利用する場合
もし引越し先でも引き続きストエネを使いたい場合は、「解約」ではなく「住所変更(移転手続き)」となります。
- 手続き方法: マイページなどから移転手続きを行います。旧住所での停止手続きと、新住所での開始手続きを同時に行える場合が多いです。
- 割引: ストエネでは「お引越し割引」など、引越しに伴う継続利用で適用されるキャンペーンが実施されている場合があります。適用条件や内容は時期によって変わる可能性があるため、手続き時に公式サイトやマイページで確認しましょう。
ストエネ解約前に確認!違約金・解約手数料はかかる?
解約する上で一番気になるのが、「違約金や解約手数料は取られるのか?」という点ですよね。契約しているプランや契約時期によって扱いが異なります。
現在申し込み可能なプランの場合(Pプラン・Fプランなど)
現在ストエネが主に提供している「Pプラン」「Fプラン」「オール電化プラン」などの比較的新しいプランについては、原則として解約金や違約金は発生しません。安心して解約手続きを進められます。
新規受付終了プラン・別ブランド(旧グランデータ含む)の場合
要注意なのが、過去に契約した古いプランや、ストエネ(旧グランデータ)が提携していた別ブランドの電気サービスを契約している場合です。
- 対象例:
- 旧グランデータ時代のプラン
- ファインでんき
- くらしエナジー
- レオパレスでんき(※レオパレス入居者向けプラン)
- その他、新規受付を終了しているプラン
- リスク: これらのプランの中には、契約期間の縛りや、期間内解約に対する違約金・解約手数料が設定されている可能性があります。
- 【参考】他の新電力の例: 他の新電力会社では、「3年契約・期間内解約で1万円以上の違約金」や「2万円以上の違約金」が設定されているケースも報告されています。ストエネの旧プランでも同様のリスクがないか、しっかり確認が必要です。
- 確認方法:
- 契約時の書類: 契約書、約款、重要事項説明書などを確認しましょう。「契約期間」「解約」「違約金」といった項目をチェックしてください。
- ストエネのマイページ: 契約プランの詳細情報に記載があるか確認します。
- カスタマーセンターへの問い合わせ: 書類が見当たらない、マイページで確認できない場合は、電話や問い合わせフォームで確認が必要です。(ただし、電話は繋がりにくい可能性あり)
不明なまま解約手続きを進めるのは絶対にやめましょう! 思わぬ高額請求に繋がる可能性があります。
ストエネ解約時の重要注意点【トラブル回避術】
ストエネの解約をスムーズに進め、後々のトラブルを防ぐために、特に注意しておきたいポイントをまとめました。
カスタマーセンターに繋がらない!電話以外の連絡方法は?
ストエネ(旧グランデータ)の解約に関して、多くの人が口にするのが「カスタマーセンターの電話がとにかく繋がらない!」という不満です。
- リアルな声: 実際に問い合わせをした人からは、「そもそも電話が繋がりにくい状態」「本社に電話しても『折り返し連絡します』と言われたきり連絡がない」といった状況が報告されています。
- 公式サイトの情報: ストエネ公式サイトでは、繋がりやすい時間帯として「平日13時以降」「日曜日」などが案内されていますが、それでも繋がらないケースが多いようです。
【対策】電話以外の連絡手段を活用しよう!
電話が繋がらないストレスを避けるため、以下の方法を積極的に活用しましょう。
- マイページ内の専用フォーム:
- 引越しに伴う解約: マイページに解約専用フォームが用意されています。これが最も確実でおすすめの方法です。
- TEPCOへの切り替え日連絡: こちらも専用フォームがあります。電話連絡よりも記録が残るため安心です。
- メールでの問い合わせ: 公式サイトに問い合わせ用のメールアドレスがあれば、そちらを利用するのも手です。ただし、メールを送っても返信がない、または時間がかかる可能性も考慮しておきましょう。
【ポイント】問い合わせ内容は具体的に、記録を残そう
フォームやメールで問い合わせる際は、「いつ」「誰が」「何を」「どうしたいのか」を具体的に記載しましょう。また、送信日時や内容のスクリーンショットなどを保存しておくと、万が一のトラブル時に役立ちます。
解約申し込みは余裕をもって!電気停止・二重契約リスクを避ける
「引越し日に電気が使えない!」「前の家の電気代も請求されてる!」といった事態にならないよう、解約手続きは時間に余裕をもって行いましょう。
- 引越し解約の場合:
- 目安: 電気停止希望日の1週間前~遅くとも5営業日前まで。
- 特に注意: 引越しシーズン(3~4月)や大型連休前は手続きが混み合います。2週間~1ヶ月前など、さらに早めの行動を心がけましょう。
- 他社切り替えの場合:
- 目安: 新しい電力会社の申し込み時に「切り替え希望日」を指定できることが多いです。希望日から逆算し、新しい電力会社の案内に従って余裕をもって申し込みましょう。一般的に2週間~1ヶ月程度かかると見ておくと良いでしょう。
手続きが遅れると、新居で電気が使えない「電気停止リスク」や、旧居と新居(または新旧電力会社)で二重に電気代が発生する「二重契約・二重請求リスク」に繋がります。
【要注意】請求額が高すぎる!?ストエネ(旧グランデータ)の料金体系と高額請求の背景
ストエネ(旧グランデータ)を解約する理由として、「電気代が高すぎる」と感じている方も多いのではないでしょうか?実際に、過去に電気代が急騰し、多くの利用者が困惑した時期がありました。
- 利用者の声: 「一人暮らしなのに月3万円超えた」「使用量は2倍なのに請求額は4倍になった」「請求額の半分近くが燃料費調整額だった」といった声がSNSなどで多数報告されました。
- 高額請求の原因: ストエネ(旧グランデータ)は、電気の仕入れ価格(日本卸電力取引所の市場価格)に連動して電気代が決まる「市場連動型」に近い料金体系を採用していました。特に、「燃料費調整額」や独自の「追加調整費」(※)が、市場価格の影響を大きく受けて高騰したことが主な原因です。
- ※2022年5月頃に約款変更で導入された調整費について、利用者への通知が十分でなかったという指摘もあります。
- 【高額請求の内訳イメージ】電気代の内訳を見ると、基本料金や電力量料金に比べて「燃料費調整額」が異常に大きな割合を占めているケースがありました。
- 現在の料金体系: ストエネは「お客様に大変ご不安な思いをさせてしまったことを深く反省しております」とし、2023年5月利用分から料金体系を見直したと発表しています。しかし、解約を検討する際は、過去の経緯も理解しておくとよいでしょう。
二重請求!?解約後の最終請求タイミングと確認方法
「ストエネを解約したはずなのに、まだ請求が来るんだけど!」というケースは、実はよくあります。これはすぐにトラブルと決めつけず、まずは請求の仕組みを理解しましょう。
- 請求タイミングのズレ: 電気料金は、実際に電気を使った月から最大で2~3ヶ月遅れて請求されるのが一般的です。そのため、解約後もしばらくはストエネからの請求が続くことがあります。
- 例: 4月に解約手続きをしても、3月分の利用料金が5月や6月に請求される、といった具合です。
- 他社へ切り替えた場合: 切り替えのタイミングによっては、ストエネの最終請求と、新しい電力会社の最初の請求が同じ月に来ることがあります。これは一時的なもので、二重に支払っているわけではありません。それぞれの請求書に記載されている「利用期間(利用月)」を確認しましょう。
- 最終請求額の確認方法:
- 解約前にマイページで確認: 解約後はマイページが見られなくなる可能性が高いため、解約手続き前に利用明細などを確認し、未請求分がどれくらい残っているか把握しておきましょう。スクリーンショットなどで保存しておくのがおすすめです。
- 解約後の請求書: 届いた請求書の「利用期間」や「利用量」を確認し、解約日までの利用分であることを確認します。
【注意】利用期間を過ぎても請求が続く場合
解約後3ヶ月以上経っても請求が続く、利用期間がおかしい、といった場合は、何らかの手違いやトラブルの可能性も考えられます。その際は、カスタマーセンターへ問い合わせて確認が必要です。(ただし、繋がりにくい点に注意)
ガスセットプラン契約者の注意点
ストエネで電気と都市ガスをセットで契約している方は、以下の点にご注意ください。
- 電気だけ解約してもガスは継続: 電気の解約手続きをしても、自動的にガスの契約が解約されるわけではありません。ガス契約は原則として継続されます。
- セット割引がなくなる: 電気とガスのセット契約による割引が適用されていた場合、電気を解約するとその割引は適用されなくなります。結果的にガス料金が割高になる可能性があります。
- ガスも解約したい場合: 電気とは別に、ガスの解約手続き(または他社への切り替え手続き)が必要です。電気の解約フォームではガスの解約は同時にできません。
オプションサービス(モバイル修理サポート等)の解約
ストエネの電気契約には、「モバイル修理サポート」などの有料オプションが付帯している場合があります。
- 電気契約を解約する場合: 電気契約を解約すれば、これらの付帯オプションも自動的に解約となります。別途手続きは不要です。
- 電気契約は継続し、オプションのみ解約する場合: マイページなどからオプションサービスのみを解約する手続きが可能です。
【要注意】勧誘や契約時の説明に関するトラブル
ストエネ(旧グランデータ)に関しては、過去に契約時の勧誘方法や説明について問題点が指摘されています。もしあなたが契約した経緯に疑問がある場合、解約手続きと合わせて確認しておきましょう。
- 過去の事例:
- 「安くなる」という説明だったのに実際は高額になった。
- 訪問販売や不動産仲介業者経由で、よくわからないまま契約してしまった。
- 大手電力会社(関西電力など)のグループ会社であるかのように誤認させる説明を受けた。
- 重要な約款変更(追加調整費の導入など)について、十分な説明や通知がなかった。
- 行政指導: これらの問題を受け、ストエネ(当時はグランデータ)は2023年9月に、電力・ガス取引監視等委員会から業務改善勧告を受けています。具体的には、契約後の書面交付が不適切だった点などが指摘されています。
- 弁護士の見解: 勧誘時の説明(例:「安くなる」、グループ会社偽装など)が事実と異なる場合、法律に抵触し、支払った料金の一部返金に繋がる可能性も指摘されています。
- 相談窓口: もし契約時の状況に問題があったと感じる場合は、解約手続きとは別に、国民生活センターや消費生活センター(電話番号:188)に相談することも検討しましょう。
【ポイント】契約時の書類は保管しておこう!
契約書や説明資料、勧誘時のメモなどがあれば、相談する際に役立ちます。
【参考】ストエネ(旧グランデータ)の評判と背景
なぜストエネの解約を考える人が多いのか、その背景を知っておくことも、今後の電力会社選びの参考になるかもしれません。
- 社名変更の経緯: ストエネは、過去に「ひまわり電気」→「グランデータ」→「ストエネ」と社名を変更しています。一部では、高額請求などで悪化した評判をリセットする目的ではないか、との見方もあります。
- 【社名変更と主な出来事の時系列イメージ】
- (旧)ひまわり電気
- → グランデータに社名変更
- → 燃料費高騰による電気代急騰、SNS等で批判増加
- → 不適切な勧誘・説明不足等で行政指導(業務改善勧告)
- → ストエネに社名変更
- 【社名変更と主な出来事の時系列イメージ】
こうした背景を踏まえ、専門家は「自分の電気の使い方を把握し、SNSなどの第三者の評判も参考にしながら、ライフスタイルに合った電力会社・プランを慎重に選ぶことが重要」と指摘しています。
ストエネ解約に関するよくある質問 (Q&A)
ストエネ解約について、特に多く寄せられる疑問とその回答をまとめました。
Q1: 解約フォームから手続きできない場合はどうすればいい?
マイページの解約フォームでエラーが出る、送信できないといった場合の対処法です。
- 入力情報を再確認: 契約者名義、お客様番号、住所などが、ストエネに登録されている情報と完全に一致しているか確認しましょう。特に漢字・カナ・英数字の全角/半角、スペースの有無など、細かい部分もチェックが必要です。
- ガス契約の有無: 電気とガスのセットプランを契約していて、両方同時に解約しようとしていませんか?フォームでは基本的に電気のみの手続きとなります。ガスも解約する場合は別途手続きが必要です。
- ブラウザや環境を変えて試す: 一時的なシステムエラーや、お使いのブラウザとの相性の問題も考えられます。時間をおいて再度試したり、別のブラウザ(Chrome, Edge, Safariなど)や別の端末(PC、スマホ)から試してみましょう。
- 最終手段は電話: どうしてもフォームから手続きできない場合は、繋がりにくいことを覚悟の上で、カスタマーセンターに電話で問い合わせるしかありません。エラー状況を具体的に伝えられるように準備しておきましょう。
Q2: 解約完了の連絡は来る?ちゃんと解約できたか確認する方法は?
手続きをしたものの、「本当に解約できているか不安…」という方もいるでしょう。
- ストエネからの完了通知: 基本的に、ストエネから「解約手続きが完了しました」という明確な通知(メールや書面)は来ない可能性が高いです。「解約できたか確認ができていない状態」という利用者の声もあります。
- マイページでの確認: 解約手続き後、しばらくしてからマイページにログインし、契約ステータスが「解約済み」「手続き完了」などの表示に変わっているか確認する方法があります。ただし、解約後はログイン自体ができなくなる可能性も高いです。
- 他社へ切り替えた場合: 新しい電力会社から「ご利用開始のお知らせ」や最初の請求書が届けば、無事に切り替え(=ストエネの解約)が完了したと判断できます。これが一番確実な確認方法と言えるでしょう。
- 引越しの場合: 電気の最終利用日以降、電気が使えなくなっていれば、停止手続きは完了していると考えられます。最終請求書の内容(利用期間)も確認しましょう。
不安な場合は、手続きから数日~1週間後を目安に、再度カスタマーセンター(繋がりにくいですが)や問い合わせフォームで確認を試みるのも一つの手です。
Q3: 解約したのに請求(引き落とし)が続くのはなぜ?
これは「二重請求!?」の項目でも触れましたが、再度ポイントを整理します。
- 最終請求タイミングのズレ: 最も多い原因です。電気料金は利用月から最大2~3ヶ月遅れて請求されるため、解約後もしばらくは請求が続きます。
- 請求内容(利用月)を確認: 請求書やマイページ(見られる場合)で、請求対象となっている「利用月」を確認してください。解約日以前の利用分であれば、正当な請求です。
- 3ヶ月以上続く場合は要注意: 解約してから3ヶ月以上経っても請求が続く、利用月がおかしい、といった場合は、ストエネのカスタマーセンターに確認しましょう。
Q4: WiMAXセット契約の場合、電気だけ解約すると違約金は?
ストエネ(旧グランデータ)では、電気とWiMAX(モバイルルーター)をセットで契約するプランもありました。この場合の解約についてです。
- 電気のみ解約する場合:
- 電気契約自体の違約金: 上記「違約金・解約手数料」の項目で説明した通り、契約プランによります。新しいプランなら原則かかりませんが、旧プランは確認が必要です。
- WiMAXのセット割引: 電気契約を解約すると、WiMAX料金に適用されていたセット割引は解除されます。WiMAXの利用料金が通常料金に戻る(=値上がりする)可能性があります。
- WiMAXも同時に解約する場合:
- WiMAXの契約期間に応じた違約金や、端末代金の残債(分割払いの場合)が発生する可能性が高いです。WiMAXの契約内容を別途よく確認する必要があります。電気の解約とは別に、WiMAXの解約手続きも必要になるでしょう。
Q5: 契約後のクーリングオフは可能?
クーリングオフ制度の適用条件について解説します。
- 適用対象:訪問販売や電話勧誘販売など、不意打ち性の高い方法で契約した場合。Webサイトからの自主的な申し込みは対象外。
- 期間:法定書面(契約内容確認書面等)を受け取った日を含めて8日以内。
- 手続き方法:ストエネ指定のクーリング・オフ申請フォームまたは書面(ハガキ等)で通知。
- 期間経過後でも、勧誘に問題があった場合などは解約できる可能性あり(要相談)。
まとめ:ストエネ解約をスムーズに進めるための最終チェック
- 状況確認: まず「他社への切り替え」か「引越し」か、自分の状況を明確にする。
- 手順選択: 状況に応じた正しい解約手順(新電力への申込のみ/ストエネへの連絡必須)を確認する。
- 情報準備: お客様番号・供給地点特定番号を事前に調べておく(マイページ推奨)。
- 期限厳守: 引越し解約は「5営業日前まで」、TEPCO切替連絡は「当日中」など、期限を確認し余裕をもって行動する。
- 連絡手段: 電話が繋がらない場合は、マイページの専用フォームを積極的に活用する。
- 費用確認: 契約プランを確認し、違約金の有無を把握しておく(特に旧プラン・別ブランド)。
- 最終請求: 解約後も最大2~3ヶ月は請求が発生する可能性があることを理解しておく。
- 記録保存: 手続き日や担当者名(電話の場合)、完了画面(Webの場合)などを記録しておくと安心。
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