Telegram(テレグラム)を退会したいけど、データが残らないか心配…。そんなあなたのために、Telegramアカウントを完全に削除し、復元できない状態にする方法を解説。データ消去の注意点や、再登録の可否についても詳しく説明します。
【注意】Telegram(テレグラム)退会でデータは復元不可能!
Telegram(テレグラム)を退会すると、アカウント情報、メッセージ、連絡先、グループなど、Telegram上に保存されていたあなたのデータは全て削除され、二度と復元することはできません。もし、大切なメッセージや連絡先などがある場合は、退会前に必ずバックアップを取っておきましょう。
【補足】
- Telegramには、公式のバックアップ機能はありません。メッセージのエクスポート機能もありませんので、個別にスクリーンショットを撮るなどの方法で保存する必要があります。
- 連絡先は、スマートフォンの電話帳と同期している場合、Telegramを退会してもスマートフォンの電話帳には残ります。
Telegram(テレグラム)を完全に退会・削除する2つの方法
Telegram(テレグラム)のアカウントを完全に削除する方法は、以下の2つです。
- 即時削除(手動削除): ウェブブラウザからTelegramの削除ページにアクセスし、手動でアカウントを削除する方法です。すぐにアカウントを削除したい場合に有効です。
- 自動削除(自己破壊): Telegramアプリ内で設定を行い、一定期間Telegramを利用しなかった場合に自動的にアカウントが削除されるようにする方法です。すぐに削除する必要はないけれど、将来的にアカウントを削除したい場合に便利です。
補足情報
- デフォルトでは、自動削除までの期間は6ヶ月に設定されています。
Telegram(テレグラム)アカウントを即時削除する方法(手動削除)
Telegram(テレグラム)アカウントを即時削除する手順は、以下の通りです。
手順1:Telegram(テレグラム)の削除ページにアクセス
まずは、以下のURLにアクセスしてTelegramの削除ページを開きます。
手順2:電話番号を入力
削除ページが表示されたら、Telegramに登録している電話番号を国番号から入力します。日本の場合は、「+81」に続けて、電話番号の最初の「0」を除いた番号を入力します(例:+819012345678)。
【注意点】
- 電話番号は、必ずTelegramに登録しているものと同じものを入力してください。
- 国番号を間違えると、認証コードが届きませんので注意してください。
補足情報
- 電話番号の最初の「0」は省略して入力します。
手順3:認証コードを入力
電話番号を入力して「Next」をクリックすると、Telegramアプリに認証コードが送信されます。Telegramアプリを開き、メッセージを確認して認証コードを入力します。
【注意点】
- 認証コードは、SMSではなく、Telegramアプリに届きます。
- Telegramアプリがインストールされていない場合は、認証コードを確認できませんので、事前にインストールしておいてください。
補足情報
- 認証コードはTelegramのメッセージで届くので、Telegramアプリを起動して確認します。
手順4:アカウント削除の実行
認証コードを入力して「Sign In」をクリックすると、「Delete Your Account」という画面が表示されます。「Delete My Account」ボタンをクリックし、最終確認画面で「Yes, delete my account」を選択すると、アカウントが削除されます。
Telegram(テレグラム)アカウントの自動削除(自己破壊)を設定する方法
Telegram(テレグラム)には、一定期間Telegramを利用しない場合にアカウントを自動的に削除する「自己破壊(自動削除)」機能があります。この機能を設定しておけば、万が一Telegramを退会し忘れても、自動的にアカウントが削除されるので安心です。
手順1:「設定」から「プライバシーとセキュリティ」へ
Telegramアプリを開き、画面下部右側にある「設定(Setting)」をタップします。次に、「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
補足情報
- Telegramアプリを開き、左上のメニューをタップして「設定」をタップします。(動画3より)
手順2:「アカウントを自動削除」を選択
「プライバシーとセキュリティ」画面を下にスクロールし、「If Away For」または「アカウントの自動削除」という項目をタップします。
手順3:自動削除までの期間を選択
自動削除されるまでの期間を、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年から選択します。選択した期間、Telegramを全く利用しない状態が続くと、アカウントが自動的に削除されます。
補足情報
- 自動削除までの期間は、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年の他に、「今すぐ削除」も選択できます。
- 選んだ期間Telegramのアプリを起動せずに放置すればアカウントは自動で削除されます。
【注意点】
- 自動削除を設定した後にTelegramを利用すると、自動削除までの期間がリセットされます。
- 自動削除は、あくまで最終手段です。確実にアカウントを削除したい場合は、即時削除(手動削除)を行うことをおすすめします。
Telegram(テレグラム)退会後の再登録について
Telegram(テレグラム)のアカウントを削除した後でも、同じ電話番号で再登録することは可能です。ただし、再登録には数日間の待機期間が必要となる場合があります。
再登録を行うと、新規アカウントとして扱われるため、以前のアカウントの情報(メッセージ、連絡先、グループなど)は全て消去された状態になります。
Telegram(テレグラム)の安全性・プライバシーに関する懸念
Telegram(テレグラム)は、高いプライバシー保護を謳っていますが、一部のユーザーからは安全性やプライバシーに関する懸念の声も上がっています。
- エンドツーエンド暗号化がデフォルトで適用されない: Telegramのメッセージは、デフォルトではエンドツーエンド暗号化が適用されません。エンドツーエンド暗号化を利用するには、「秘密のチャット」機能を使う必要があります。
- 独自の暗号化プロトコル: Telegramは、独自の暗号化プロトコル「MTProto」を採用しています。このプロトコルは、専門家から安全性を疑問視する声も上がっています。
- 過去の情報漏洩事例: Telegramは、過去に何度か情報漏洩の被害に遭っています。
これらの懸念点から、Telegramの利用を不安に感じるユーザーは、他のメッセージングアプリ(SignalやWhatsAppなど)への乗り換えを検討することもあります。
Telegram(テレグラム)退会に関するよくある質問(Q&A)
Q: 削除したTelegramアカウントは復元できますか?
A: いいえ、Telegramアカウントを削除すると、復元することはできません。
Q: Telegramアプリをアンインストールするのと、退会するのでは何が違いますか?
A: Telegramアプリをアンインストールするだけでは、アカウントは削除されません。アカウントを完全に削除するには、退会手続きを行う必要があります。
Q: Telegramを退会すると、参加していたグループやチャンネルはどうなりますか?
A: Telegramを退会すると、あなたが作成したグループやチャンネルは削除されます。あなたが参加していたグループやチャンネルは、あなたが退会してもそのまま残りますが、あなたのメッセージは全て削除されます。あなたが管理者だった場合は、他のメンバーに管理権限を移行してから退会しましょう。
まとめ
Telegram(テレグラム)の退会方法について解説しました。
- Telegramを退会すると、アカウント情報やメッセージなどのデータは全て削除され、復元できません。
- 退会方法は、即時削除と自動削除の2種類があります。
- 即時削除は、Webブラウザから削除ページにアクセスして手動で削除します。
- 自動削除は、アプリ内で設定し、一定期間利用しないと自動的に削除されるようにします。
- 退会後も同じ電話番号で再登録できますが、新規アカウントとして扱われます。
- Telegramの安全性やプライバシーに懸念がある場合は、他のメッセージングアプリも検討しましょう。
この記事を参考に、Telegramの退会手続きを安全に行ってください。
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