「出光カードを解約したいけど、どうすればいいの?」
そうお考えではありませんか?
いざ解約しようと思っても、具体的な方法が分からず、手続きに不安を感じてしまいますよね。知らずに進めてしまうと、思わぬ落とし穴があったり、必要なサービスが使えなくなったりすることも。
この記事では、そんなあなたの疑問や不安を解消するために、出光カードの解約について分かりやすく解説します。
この記事を読むことで、以下のことが理解できるようになります。
- 出光カード本体の具体的な解約方法がわかる
- ねびきプラスサービスなどのオプションサービスの解約方法がわかる
- 解約手続き前に確認すべき注意点(年会費・ポイント・ETCなど)がわかる
解約手続きを進める前にこの記事の内容を知らないと、思わぬ費用が発生したり、必要なサービスが使えなくなったりする損失を被る可能性もございます。
ぜひ最後まで読んで、スムーズに、そして安心して解約手続きを完了させてくださいね。
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出光カード解約前の確認事項
出光カードの解約手続きを始める前に、いくつか確認しておきたい大切なポイントがあります。これらの確認を怠ると、後で困ってしまうこともございますので、一緒にチェックしていきましょう。
解約前に確認すべきこと
まず何よりも大切なのが、カードの支払い状況と、そのカードで行っている固定払いの登録です。クレジットカードの請求は、ご利用日から引き落とし日までタイムラグがあります。解約手続きをしても、それまでにご利用した金額の支払いがなくなるわけではありません。分割払いやリボ払いでお支払い中の残高がある場合は、解約後も引き続き登録口座へのご請求がございますのでご注意ください。
カード裏面の問い合わせ番号では音声ガイダンスで最新明細と残高をご請求前に確認できますので、解約前に必ず確認しましょう。
もし残高を全て清算してから解約したい場合は、事前に一括返済の手続きなどが必要になることがあります。具体的な方法は会員サービスデスクにご確認いただくのが確実です。
また、携帯電話料金や電気・ガス・水道料金といった公共料金、インターネットのプロバイダ料金、あるいは動画配信サービスなどのサブスクリプション料金を、出光カードで支払う設定にしていませんか? カードを解約すると、これらの支払いができなくなり、滞納となってしまう可能性があります。最悪の場合、サービス停止や遅延損害金が発生する恐れもありますので、解約前に必ず、他の支払い方法への変更手続きを済ませておきましょう。
ポイントの扱いを確認
出光カードをご利用いただくと、ご利用金額に応じてプラスポイントなどが貯まりますよね。この貯まったポイントは、原則としてカードの解約と同時に失効してしまいます。せっかく貯めたポイントがゼロになってしまうのは非常にもったいないことです。解約手続きをする前に、ウェブステーションなどでポイント残高をご確認いただくことを強くお勧めいたします。
ポイントの使い道としては、キャッシュバックや商品・景品への交換、あるいは提携ポイントへの移行など様々な方法があります。有効期限なども確認しつつ、失効してしまう前にこれらの方法でポイントを使い切ってから解約手続きを行うようにしましょう。
ETCカードの解約も忘れずに
出光カードをご利用の方の中には、それに紐づくETCカードをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。本カードである出光カードを解約すると、原則としてそのETCカードも同時に利用できなくなります。ETCカードも不要であれば、特に別途手続きは必要なく、本カードと同時に解約扱いとなりますので問題ありません。
しかし、車をよく運転される方で、今後も引き続きETCカードを利用したい場合は注意が必要です。出光カード解約前に、別のクレジットカード会社でETCカードを新たに発行しておく必要があります。新しいETCカードが手元に届いてから出光カードの解約手続きを行うようにしましょう。なお、ETC専用カードや法人カードに紐づくETCカードなど、一部例外的にクレジットカードに紐づかないETCカードも存在します。
出光カードの解約方法:主な選択肢
出光カード本体を解約するには、主に二つの方法があります。ご自身の状況や都合に合わせて、やりやすい方法を選んでくださいね。
1. 電話で解約する手順
最も一般的で確実な解約方法は、出光カード会員サービスデスクに電話で連絡することです。電話での手続きは、オペレーターと直接話しながら進められるため、不明な点もその場で確認できます。
まずは、お手元に解約したい出光カードをご用意ください。カード裏面に記載されている電話番号におかけください。会員サービスデスクには受付時間が決まっていますので、事前に公式サイトなどでご確認いただくとスムーズです。公式サイトのFAQや問い合わせ先一覧にはコールセンターの応答品質や具体的な受付時間が掲載されていますので、合わせてチェックしておきましょう。(例:9:00~17:00、年末年始を除くなど)電話がつながりにくい時間帯もありますので、比較的空いている午前中や、週明け・週初めを避けてかけるのがお勧めです。
電話がつながったら、解約の意思を伝えましょう。本人確認のために、カード番号や氏名、生年月日、住所などの情報が必要となります。事前に用意しておくとスムーズです。オペレーターの方が解約手続きを進めてくれます。特別な事情がない限り、電話での手続きで即日解約となることが一般的です。
2. Webで解約する手順
現在(2024年5月時点)、出光カード本体の解約手続きは、基本的にウェブステーションや公式アプリからは行えません。Webで解約手続きが可能なのは、後述する「ねびきプラスサービス」など、一部のオプションサービスに限られる場合が多いです。
この情報は変更される可能性もありますので、最新の情報は必ず出光カードの公式サイトをご確認ください。もし今後、カード本体のWeb解約が導入された場合は、ウェブステーションまたはアプリにログインし、会員メニュー内から解約手続きの項目を選択し、案内に従って進める形になるでしょう。
現時点では、出光カード本体を解約したい場合は、お電話での手続きが確実な方法であるとお考えください。
3. その他の解約方法
カード会員ご本人がお亡くなりになった場合など、特別な理由での解約については、通常の会員からの申し出による解約とは異なる手続きが必要になります。このようなケースでは、ご遺族などの方が出光カード会員サービスデスクに電話で連絡し、その旨を伝えることから始めてください。
オペレーターから今後の手続きについて案内があります。通常、相続人などの方が手続きを行うことになり、死亡診断書や戸籍謄本といった必要書類の提出を求められることがあります。スムーズな手続きのためにも、まずは状況を伝えて正確な指示を仰ぐことが重要です。
オプションサービスの解約方法
出光カードには、カード本体の機能に加えて、ねびきプラスサービスやロードサービスなど、様々なオプションサービスを付帯させることができます。これらの特典はあとから追加・解除してライフスタイルに合わせることも可能です。サービスの中には、カード本体を解約せずに、オプションサービスのみを解約したいというケースもあるでしょう。ここでは、主なオプションサービスの解約方法をご説明します。
ねびきプラスサービスの解約
給油時の値引き率がアップする「ねびきプラスサービス」は、ウェブステーションまたは出光カードアプリ、あるいは電話で解約することができます。この中でも、ご自身の都合の良いタイミングで手続きできるWebからの手続きが最も簡単でお勧めです。
ウェブステーションからの解約手順は以下の通りです。まず、ウェブステーションにログインし、「値引き・ポイント」メニューから「ねびきプラスサービス確認・申込」を選びます。現在の登録状況が画面に表示されるので、「解約する」をクリックします。注意事項をよく読み、同意のチェックを入れて「同意する」を押します。最後に解約内容を確認し、「解約する」を押せば完了です。Webでの手続きは原則として即日解約となります。(表示された内容をよくチェックし、入会時の申し込み情報に誤りがないか確認したうえで「解約する」をクリックしてください。)
ねびきプラスサービスを解約する際の注意点として、解約日前の締め日(毎月10日)までのご利用金額に対して決定した値引き単価が、解約日後の最初の給油分に適用されるという点があります。例えば、4月1日に解約した場合、2月11日~3月10日のご利用金額に応じて算出された値引き単価が、4月11日~5月10日の給油分に適用される形です。解約日以降のご利用分には値引きが適用されなくなりますので、ご注意ください。また、年会費が発生するタイプのねびきプラスサービスの場合、年会費請求後に解約しても年会費の返金はありません。ねびきプラス150を解約した場合は、解約日後、次に訪れる11日のご利用分よりプラスポイントが付与されるようになります。
また、ねびきプラス(Plus)サービスは給油ごとにガソリン代がトクになる無料特典ですが、解約後は出光店舗での割引が適用されなくなる点にご注意ください。
ロードサービスの解約
出光カードに付帯できるロードサービス(カードによって「ザ・ロードサービス」や「カード付帯ロードサービス」など名称が異なります)も、カード本体とは別に解約することが可能です。ロードサービスのみを解約したい場合も、ウェブステーションまたは電話での手続きが利用できます。
ウェブステーションにログインし、「カードお届け・各種お申込み」メニューなどの中にロードサービスの解約に関する項目がある場合がありますので、そちらから手続きを進めてください。Webでの手続きが難しい場合や、不明な点がある場合は、出光カード会員サービスデスクに電話でロードサービスのみを解約したい旨を伝えれば、オペレーターが案内してくれます。ご自身のカードに付帯しているロードサービスの名称をご確認のうえ、適切な手続きを行ってくださいね。
出光カード解約に関する注意点
ここからは、出光カードの解約手続きを進めるにあたって、さらに確認しておきたい重要な注意点について詳しく見ていきましょう。これらの点を事前に把握しておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。
年会費の請求について
出光カードの種類によっては年会費が発生するものがあります。特にゴールドカードやPLATINUMなどGOLDランクのカードは年会費が高めなので、請求月を把握してから手続きを行いましょう。
この年会費は、カードの種類や契約時期によって、毎年特定の月に請求される仕組みになっています。カードを解約する場合、この年会費の請求月を跨ぐかどうかで、年会費が発生するかどうかが変わってきます。
具体的には、年会費請求月の前に解約手続きを完了させれば、その年の年会費は請求されません。しかし、年会費がすでに請求された後や、年会費の請求月に解約した場合は、たとえカードを解約してもその年の年会費の支払い義務は生じます。一度支払われた年会費は、原則として返金されませんのでご注意ください。無駄な費用が発生しないよう、ご自身のカードの年会費請求月を事前に確認し、計画的に解約手続きを進めることをお勧めします。
解約後のカード処理
無事に解約手続きが完了した出光カードは、ご自身で責任を持って適切に処理することが非常に大切です。そのままゴミ箱に捨ててしまうと、カードに記載された個人情報(氏名、カード番号など)が悪用されてしまう危険性があります。
必ず、ハサミを使ってカードを細かく切断してから破棄してください。特に、ICチップや磁気ストライプの部分、そしてカード番号、氏名といった個人情報が記載されている箇所は、復元できないようにしっかりと切断しましょう。複数回に分けて細かく切り刻むなど、より慎重に処分することをお勧めします。
万一の紛失・盗難時には24時間無休の緊急ダイヤルへ速やかに連絡できるよう、番号を控えておくと安心です。
解約手続きにかかる時間
出光カード本体を電話で解約する場合、基本的にオペレーターとのやり取りが完了した時点で手続きが完了し、即日解約となります。これは、不正利用などを防ぐ目的もあり、手続き完了後すぐにカードは利用できなくなることが一般的です。
ただし、解解約手続き自体はすぐに完了しても、前述のようにご利用残高のご請求は引き続き発生しますし、ウェブステーションなどのオンラインサービスが一定期間利用できる場合もございます。ねびきプラスサービスなど、Webで解約できるオプションサービスについても、手続き完了後すぐにサービスが停止されることが一般的ですが、システムの処理状況によっては反映まで少し時間がかかる可能性もゼロではありません。特に急いでいる場合や、確実にその日のうちに解約したい場合は、会員サービスデスクに電話で連絡し、即日解約を希望する旨を伝えるのが最も確実で早い方法と言えるでしょう。
出光カード解約に関するよくある質問
出光カードの解約に関して、お客様からよくいただくご質問とその回答をご紹介します。手続きを進めるうえでの疑問解決にお役立てください。
ETCカードも自動解約?
はい、出光カード本体を解約した場合、原則としてそのカードに紐づいて発行されたETCカードも自動的に解約扱いとなり、利用できなくなります。解約手続き完了後、ETCカードも使えなくなりますのでご注意ください。
ETCカードを引き続き使いたい場合は、繰り返しになりますが、出光カードの解約手続きをする前に、別のクレジットカードに紐づくETCカードを新たに発行しておく必要があります。新しいETCカードが手元に届き次第、切り替えを行うようにしましょう。なお、ETC専用カードや法人カードに紐づくETCカードなど、一部仕組みが異なる場合もありますので、ご自身のカードの種類を確認ください。
いつから使えなくなる?
電話で出光カード本体を解約した場合、手続きが完了した時点をもって、原則としてすぐにカードは利用できなくなります。これは、不正利用を防止するための一般的な措置です。
ただし、注意点として前述したように、公共料金やサブスクリプションサービスなどの月々の支払いにカード情報を登録している場合、カード自体は使えなくなっても、登録情報がすぐには変更されないことがあります。支払方法の変更手続きが完了するまでは、旧カード情報への請求が続く(カード本体が使えなくても、支払い方法としては有効な場合がある)ケースも考えられます。変更が間に合わないと、支払いが滞ってしまう可能性がございますので、必ずご自身で各種サービスの支払方法設定が完了しているか、確実に確認してください。
家族カードだけ解約できる?
はい、本体となる主契約の出光カードを解約せずに、発行している家族カードだけを解約することも可能です。家族カードを利用しなくなった場合や、家族の方が独立した場合などに便利な手続きです。
家族カードのみを解約したい場合は、出光カード会員サービスデスクに主契約者の方から電話で連絡し、家族カードのみを解約したい旨を伝えて手続きを行ってください。家族カードだけ解約した場合でも、本体カードは引き続きご利用いただけますのでご安心ください。
まとめ:スムーズな出光カード解約のために
この記事では、出光カードの解約方法から、手続き前に確認すべき大切な注意点までを詳しく解説しました。出光カードの解約は、決して難しい手続きではありませんが、いくつかのポイントを押さえておくことで、よりスムーズに、そして安心して手続きを完了させることができます。
最後に、スムーズな解約のために特に重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 支払い残高や公共料金などの固定払いがないか、事前にしっかり確認し、必要な手続き(一括返済や支払方法変更)を済ませましょう。
- 貯まっているプラスポイントは、解約と同時に失効します。忘れずに使い切ってから手続きしましょう。
- ETCカードは本体解約で使えなくなります。継続利用するなら、別のカードでETCカードを事前に準備しておきましょう。
- 出光カード本体の解約は、基本的に電話で行います。(ウェブステーションやアプリはオプションサービスのみの場合が多い)
- 年会費が発生するカードの場合、請求月を跨ぐと支払い義務が生じます。請求タイミングを確認し、計画的に手続きを進めましょう。
- 解約したカードは、個人情報保護のため、ハサミで切断するなど適切に破棄しましょう。
もし手続きに関してご不明な点がございましたら、お一人で悩まずに、出光カード会員サービスデスクに遠慮なくお問い合わせくださいね。この記事が、あなたの出光カード解約手続きのお役に立てれば嬉しいです。
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