UCカードの解約手順を徹底解説|手数料・ポイント・注意点まとめ

UCカードの解約手順を徹底解説|手数料・ポイント・注意点まとめ クレジットカード

「解約方法がカードによって違うの?」「ポイントや年会費はどうなるの?」「毎月引き落としに使っているけど大丈夫?」など、様々な疑問や不安をお持ちかもしれません。

UCカードの解約手続きには、いくつか大切な確認事項や手順があります。これらを知らずに進めてしまうと、思わぬ損をしてしまったり、生活に支障が出たりする可能性もゼロではありません。

この記事では、UCカードの解約をスムーズに行うために、正しい手続き方法をカードの種類別にご説明します。さらに、解約前に必ず押さえておきたいポイントや年会費、継続決済、付帯サービスに関する注意点も詳しく解説。

この記事を最後まで読むことで、UCカードの解約に関する疑問が解消され、安心して手続きを進めることができるようになります。ぜひ、ご自身の状況に合わせて参考にしてください。

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UCカードの解約前に確認すべきこと

UCカードの解約を決断したら、実際に手続きに進む前にいくつかの重要な確認をしておきましょう。

これらの事前確認を丁寧に行うことで、解約後に「知らなかった」「損をした」といった後悔やトラブルを防ぐことができます。

解約の目的を明確にする

まず、なぜそのUCカードを解約したいのか、改めて目的を整理してみましょう。

「最近あまり使わなくなった」「年会費がかかるのがもったいない」「他のクレジットカードをメインに使い始めた」など、解約を考える理由は人それぞれです。

もし、年会費だけが負担に感じるのであれば、年会費無料のUCカードへ切り替えたり、カードによっては年間利用額に応じた年会費優遇制度が利用できたりする場合もあります。解約以外の選択肢がないか、一度確認してみる価値はあるでしょう。

また、UCカード本体ではなく、紐づいているETCカードや家族カードだけを解約したいのか、それとも全てを解約したいのかによっても、手続き方法や解約後の影響が異なります。ご自身の状況と解約の意図を明確にすることが、適切な手続きに進むための第一歩です。

解約手続きに必要なものを準備する

実際にUCカードの解約手続きを進めるにあたっては、いくつか手元に準備しておくとスムーズに対応できるものがあります。

最も大切なのは、解約したいUCカードそのものです。手続きの際に、カード番号や有効期限の確認を求められることがほとんどだからです。

また、ご本人確認のため、氏名や生年月日などの登録情報を聞かれます。運転免許証や健康保険証といった本人確認書類も手元に用意しておくと安心です。

さらに、直近のご利用明細書があると、そのカードで支払いを行っているサービス(継続決済)や、未払いの利用残高がないかを確認するのに役立ちます。

発行会社の確認

UCカードには、「クレディセゾンが発行するUCカード」と「ユーシーカード本体またはユーシーカードグループが発行するUCカード」があります。どちらの発行会社のカードかによって、問い合わせ窓口や解約手続きの方法(インターネットで可能か、電話のみかなど)が異なります。

カードの裏面やご利用明細書に発行会社の名前が記載されていますので、事前に必ず確認しておきましょう。これは、解約手続きをスムーズに進める上で非常に重要なステップです。

クレディセゾンが発行する「セゾンカード」・「セゾンカードデジタル」に関する解約方法は以下を参考にしてください。

セゾンカードの解約・退会方法を解説【2025年度版】

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UCカードの解約方法を解説

UCカードの解約手続きは、お持ちのカードの種類やカードを発行している会社によって、いくつかの方法があります。

主な手続き方法は電話かインターネットですが、一部のカードでは書類での手続きが必要となるケースもあります。ご自身のカードに合った方法を選びましょう。

インターネットでの解約手続き

一部のUCカードについては、UC Portalアプリや会員向けのインターネットサービス「アットユーネット」から解約手続きを行うことが可能です。

UC Portalアプリまたはアットユーネットにログイン後、「カード登録情報の確認・変更」や「カードの解約」といったメニューが表示されていれば、オンラインで手続きを進めることができます。

ただし、全てのUCカードがインターネットで解約できるわけではありません。特に以下の種類のカードは、原則としてアットユーネットやUC Portalからの解約はできませんので注意が必要です。これらのカードをお持ちの場合は、電話やその他の方法で手続きを行う必要があります。インターネットでの解約が可能かどうかは、UCカードの公式サイトやアットユーネット/UC PortalのFAQなどで事前に確認しておくと確実です。

  • 金融機関との提携カード(例:みずほマイレージクラブカードなど、キャッシュカード一体型を含む)
  • 特定の組合員向けカード(例:東電生協組合員証CARDなど)
  • 一部の特別な提携カードやビジネスカード(例:ALPSカード、KIPS UCカード、インペリアルクラブカード、ゴールデンライオンクラブカードなど)
  • UC法人カード、UCコーポレートカード

電話での解約手続き

UCカードの解約方法として最も一般的なのは、カード裏面に記載されているインフォメーションセンターや、カード発行会社の窓口に電話をして手続きする方法です。

電話で解約を希望する場合は、お手元に解約したいUCカードを準備し、カード名義ご本人さまがお電話ください。本人確認のために、カード番号や氏名、生年月日などの登録情報を聞かれます。

前述の通り、カードの種類(個人カード、法人カード、提携カードなど)や発行会社(クレディセゾン、ユーシーカード本体、またはユーシーカードグループ会社)によって、電話番号や受付時間が異なります。

クレディセゾン発行のUCカードをお持ちの場合は、カード裏面の連絡先をご確認ください。ユーシーカード本体およびユーシーカードグループ発行のUCカードをお持ちの方は、カード裏面の連絡先か、ユーシーカードの公式サイトで該当する電話番号を確認しましょう。ユーシーカード発行の個人カードは総合案内、法人カードは専用窓口が設けられていることが多いです。

電話での手続きは、オペレーターに直接質問できるというメリットもあります。公式サイトで電話番号や受付時間を事前に調べておくか、まずはカード裏面の番号にかけてみてください。

書類提出などその他の解約方法

一部のUCカード、特に法人カードや特別な提携カードでは、電話やインターネットだけでは解約が完了せず、「退会届」といった書類の提出が必要となる場合があります。

たとえば、UC法人カードやUCコーポレートカードの場合、使用者の一部だけを解約する場合でも、事業所全体のカードを全て解約する場合でも、原則として「カード使用者退会届」などの書類提出が求められます。(ただし、ユーシーカード本体が発行する法人カードの全解約については、電話で手続きできるケースもあります。)

書類での手続きが必要なカードをお持ちの場合は、まずはカードの発行会社に電話で問い合わせるか、公式サイトを確認し、具体的な手続き方法(必要書類のダウンロード方法、記入例、送付先など)を案内してもらう必要があります。これらの注意事項を踏まえ、事前に確認するうえで手続きを進めましょう。

ご自身のカードがどの解約方法に該当するか不明な場合は、まずはカード裏面のインフォメーションセンターに問い合わせるのが確実です。

カード種類別の具体的な解約方法

UCカードには様々な種類が存在するため、ご自身のカードがどれに該当するかによって、手続き方法が異なります。

ここでは、代表的なカード種類ごとの解約方法を、より具体的に解説します。ご自身のカードをご確認ください。

個人カードの解約方法

一般的な個人向けのUCクレジットカードの解約は、主にインターネットまたは電話で行うことができます。

インターネットでの解約は、UC Portalアプリや会員向けサービス「アットユーネット」から可能です。ログイン後、所定のメニューから手続きを進めます。手軽に手続きできる点がメリットです。

しかし、全ての個人カードがインターネットで解約できるわけではありません。金融機関との提携でキャッシュカード一体型になっているUCカード(例:みずほUCカード)や、特定の組合員向けカード、一部の特別な提携カードなどは、インターネット解約の対象外です。これらのカードの解約をご希望の場合は、カード裏面の連絡先、または提携元の金融機関・組合に問い合わせて手続き方法を確認してください。

電話で解約する場合は、カード名義ご本人さまが、解約したいUCカードを準備してカード裏面のインフォメーションセンターへ電話します。本人確認の後、解約の申し出を行い手続きを進めます。オンライン手続きが難しい場合や、不明点を直接確認したい場合に適した方法です。

家族カードのみの解約方法

本会員のUCカードはそのまま継続し、発行している家族カードだけを解約したいというケースもあります。

この場合、家族カードのみの解約手続きは、通常、本会員さまご自身からの手続きが必要となります。家族カード会員さまご自身が希望される場合でも、まずは本会員さまにその旨を伝え、本会員さまからカード会社へ連絡してもらうのが一般的な流れです。

具体的な手続き方法としては、本会員さまがUCカードのインフォメーションセンターへ電話で連絡するのが最も確実です。一部のケースでは、本会員さまのアットユーネットやUC Portalアプリからオンラインで手続きできる場合もありますので、確認してみましょう。

なお、本会員さまがUCクレジットカード自体を解約された場合は、そのカードに紐づいて発行されていた家族カードも自動的に全て解約となります。

ETCカードやリボ専用カードのみの解約方法

UCカードに紐づいて発行されたETCカードや、リボ払い専用のカード(例:UCカード RevoStyleなど)について、本カードは継続利用しつつ、これらの付帯カードだけを解約することも可能です。

ETCカードやリボ専用カードのみの解約を希望する場合も、原則として本カードの会員さま(またはカードご名義人さま)から、UCカードのインフォメーションセンターなどの窓口に連絡して手続きを行います。電話でその旨を伝え、所定の手続きを進めます。

ただし、注意点として、本カード(クレジットカード本体)を解約すると、それに紐づくETCカードやリボ専用カードも自動的に解約されることになります。

また、ETCカードを解約する際は、そのETCカードを登録している「ETCマイレージサービス」や「ETC総合情報」など、ETCに関するサービスも利用できなくなる可能性があります。これらのサービスを継続したい場合は、ご自身で別途、各サービス提供会社(NEXCOやETC総合情報ポータルサイトなど)に連絡し、登録情報の変更や退会手続きを行う必要がありますので忘れないようにしましょう。

UC法人カード・UCコーポレートカードの解約方法

個人カードとは異なり、UC法人カードやUCコーポレートカードの解約は手続きが複雑になることがあります。

従業員の退職などにより一部の使用者カードのみを解約する場合や、事業所単位で全ての使用者カードを解約する場合など、解約する範囲によって必要な手続きが異なります。

原則として、これらの法人カードの解約には、電話での連絡に加えて「カード使用者退会届」などの書類提出が必要となります。ただし、ユーシーカード本体が発行している法人カードの全解約については、電話での受付も可能な場合があります。

手続きは、カード名義ご本人(多くの場合、会社代表者や管理責任者)が行う必要があります。UC法人カードには専用の問い合わせ窓口が設けられていますので、まずはそちらに連絡し、具体的な手続き方法や必要書類について確認してください。

クレディセゾンが発行するUC法人カードの場合は、公式サイトから退会届をダウンロードして記入・送付するか、電話窓口に問い合わせます。ユーシーカード本体およびユーシーカードグループが発行するUC法人カードの場合は、ユーシーカード本体発行であれば専用フリーダイヤル(0120-999-762、受付時間を確認のこと)、グループ発行であれば各社の問い合わせ先を確認し、電話で手続きを進めます。

UCカード解約時の重要な注意点

UCカードを解約する際には、手続きそのものだけでなく、解約によって影響を受ける様々な事柄について理解しておくことが非常に重要です。

これらの注意点を知っておかないと、貯めたポイントが消えたり、利用中のサービスが停止したり、場合によっては不要な費用が発生したりする可能性があります。

貯まっているポイントの取り扱い

UCカードを解約する際に多くの人が気にするのが、貯まっているポイントがどうなるかという点です。

UCカードの代表的なポイントプログラムである「永久不滅ポイント」は、その名の通り有効期限がありませんが、カードを解約すると原則として失効してしまいます。解約手続きが完了してしまうと、それまで貯めたポイントは二度と利用できなくなります。解約を検討している方は、必ず事前にポイント残高を確認し、使い切るか希望の商品に交換しておくことを強くおすすめします。

ただし、例外として、解約するUCカード以外に、同じ名義でクレディセゾンが発行している別の永久不滅ポイント対象カードをお持ちの場合は、ポイントが自動的に合算されるため失効せず、引き続きその別のカードでポイントを利用できます。これは、両方のカードがクレディセゾン発行であり、かつ永久不滅ポイントが付与されるカードであることが条件です。

また、提携カードをお持ちの場合、UCカードのポイントとは別に、提携先の独自のポイントを貯めていることがあります。これらの提携ポイントの取り扱いは、カード会社ではなく提携先のルールに準じることが一般的です。UCカードの解約と同時に提携ポイントも失効してしまう可能性があるため、事前にポイント残高を確認し、必要であれば提携先のルールに従ってポイント交換などの手続きを済ませておくことが重要です事前のご確認のうえ、お手続きください。

解約前に、アットユーネットやUC Portalアプリで現在のポイント残高を必ず確認し、失効するポイントがないかチェックしましょう。

年会費の請求タイミングについて

年会費がかかるUCカードを解約する場合、解約のタイミングによっては年会費が請求されてしまうことがあります。

UCカードの年会費は、一般的にカードにご入会された月の約3ヶ月後の5日(金融機関休業日の場合は翌営業日)に請求されることが多いです(一部のカードや提携カードを除く)。

例えば、4月に入会した場合、年会費の請求月は7月となり、7月5日頃に登録口座から引き落とされます。この年会費が請求される前に解約手続きを完了させれば、その年の年会費は請求されません。しかし、年会費が確定・請求されてしまった後に解約手続きをしても、その年会費のお支払い義務は発生します。

また、一度お支払いいただいた年会費は、たとえカードをすぐに解約したとしても、原則として返金されません。日割りや月割りでの返金も行われないため、年会費を無駄にしないためには、ご自身のカードのご入会月や年会費の請求月を事前に確認し、その月が来る前に解約手続きを完了させるよう計画することが賢明です。

ご入会月や年会費請求月が不明な場合は、アットユーネットやUC Portalアプリ、またはカード裏面のインフォメーションセンターに問い合わせて確認できます。家族カードの年会費も、本会員の年会費請求月に合わせて請求されるのが一般的です。

継続的な支払い設定の変更手続き

UCカードを公共料金(電気、ガス、水道)や携帯電話料金、インターネットプロバイダ利用料、保険料、さらには動画配信サービスやサブスクリプションサービスの利用料など、毎月継続的に支払う「継続決済」に利用している方は非常に多いでしょう。

これらの継続決済にUCカードのカード番号を登録している場合、カードを解約する前に、必ず各サービス会社に連絡し、支払い方法を他のクレジットカードや銀行口座振替などに変更する手続きを済ませる必要があります

この手続きを忘れてUCカードを解約してしまうと、カード会社から各サービス会社への引き落としができなくなり、サービスが停止されたり、支払い遅延による延滞金が発生したりといったトラブルに繋がる可能性があります。後日、サービス会社から改めて支払い方法の変更依頼の連絡が入ることもあります。各種サービスの継続のためにも、必ず事前にご登録状況をご確認ください。

特に、UCカードの解約手続きが完了すると、そのカードはすぐに利用できなくなります。継続決済の変更手続きは、解約日よりも前に、余裕をもって新しい支払い方法への切り替えを完了させておくことが非常に重要です。

解約前に、直近のご利用明細書をよく確認し、どのような継続決済にそのUCカードを利用しているかを全て把握しておきましょう。

UCカード付帯サービスの取り扱い

UCカードを解約すると、クレジットカードに紐づいて提供されていた様々な付帯サービスも同時に利用できなくなります。

ETCカードや家族カード、電子マネー機能(Edy、PiTaPa、PASMOなど)、Apple PayやGoogle Payといったモバイル決済への登録、各種優待サービス、海外・国内旅行傷害保険などがこれに該当します。

これらの付帯サービスが解約によってどうなるかを事前に把握しておくことが大切です。

  • ETCカード、家族カード、リボ専用カード: 本カードの解約に伴い自動的に解約となり、利用できなくなります。ただし、ETCマイレージサービスなど、ETCカードに紐づく別途のサービスについては、ご自身でサービス提供会社に連絡し、登録変更や退会手続きが必要な場合があります。
  • 電子マネー: カード自体に電子マネー機能が付帯している場合(例:Edy機能付きUCカードなど)、本カードの解約でその電子マネー機能も利用できなくなります。解約前に必ず残高を使い切ってください。一度解約してカードを破棄してしまうと、残高があっても返金はできません。
  • Apple Pay / Google Pay / 携帯クレジット: スマートフォンなどに登録していたUCカード情報は、カード解約と同時に利用できなくなります。ご自身のスマートフォンなどからも、登録済みのUCカード情報を削除しておきましょう。
  • UC Portal / アットユーネット: UCカードの会員向けインターネットサービスであるUC Portalアプリやアットユーネットは、カード解約と同時に原則として利用できなくなります。解約後の請求金額や明細は郵送での確認となるため、過去の明細データが必要な場合は、解約手続きを行う前に必ずダウンロードして保存しておきましょう。アットユーネット内のポイントモール、ポイント運用、STOREE SAISON、セゾンのふるさと納税といったサービスも利用できなくなります。
  • 旅行傷害保険やその他の優待・特典: カードに付帯していた旅行傷害保険やショッピング保険、空港ラウンジサービス、各種店舗での優待特典なども、カード会員資格を失うことで利用できなくなります。

解約によって利用できなくなるサービスがないか、ご自身のUCカードに付帯しているサービス一覧を確認し、必要に応じて代替手段を確保しておくことをお勧めします。ご希望のサービスがある場合は、提携先含めご確認ください。

利用中の残高について

UCカードを解約する時点で、まだ引き落としが完了していないショッピングの利用残高や、キャッシングの借入残高がある場合でも、解約手続きが完了した後も、その支払い義務は継続します

解約したからといって支払い義務がなくなるわけではありません。ご利用代金や借入金は、通常通り、これまでご登録されていた銀行口座から引き落としされますのでご安心ください。

もし、解約にあたって利用残高や借入残高を一括で清算(返済)したい場合は、解約手続きの際に、解約手続きを行う窓口(電話窓口など)にその旨を相談してください。一括返済の手続きについて回答してもらえます。

未払い残高があるままカードを破棄してしまわないよう、解約前に明細書等で利用状況を確認しておきましょう。

UCカード解約に関するよくある質問(FAQ)

UCカードの解約手続きに関して、多くの方が疑問に感じる点をまとめました。解約を進める上での参考にしてください。

解約手続き後、いつまでカードを利用できますか?

UCカードの解約手続きが完了した時点から、原則としてそのUCカードは利用できなくなります。お買い物やサービスの支払いに使おうとしても、承認されない状態になります。

もし、解約手続きの途中でカードを利用された場合でも、そのご利用分は後日、これまで通りご登録の口座から請求されますのでご安心ください。カード会社での解約処理が完了すると同時にカードは無効になります。

一度解約したUCカードの取り消しはできますか?

一度UCカードの解約手続きが完了してしまうと、原則としてその解約を取り消すことはできません。これは、カードの利用停止処理や会員情報の抹消処理などがシステム上行われるためです。

もし、解約の意思が変わった場合は、できるだけ早く、解約手続きを行った窓口(電話で解約した場合はその電話番号など)に事情を説明して相談してみてください。ただし、対応してもらえるかどうかはカード会社や手続きの進行状況によって異なります。基本的には、改めてカードを希望する場合は新規で申し込みが必要になります。

解約後に過去の利用明細を確認する方法はありますか?

UC Portalアプリやアットユーネットは、UCカードの解約と同時に原則として利用できなくなります。そのため、解約後にこれらのオンラインサービスで過去の明細を確認したり、ダウンロードしたりすることはできません。

解約後の請求金額や、最終の請求に関わる明細については、これまで通りご登録のご自宅住所へ郵送で送られてくるのが一般的です。

もし、解約前の過去の利用明細を後々確認する可能性がある場合は、解約手続きを進める前に、アットユーネットやUC Portalから必要な期間の明細データをダウンロードしてパソコンなどに保存しておくことを強くおすすめします。

UCカードを解約すると、UC Portalやアットユーネットは使えなくなりますか?

はい、UCカード本体を解約すると、そのカードに紐づく会員向けインターネットサービスであるUC Portalアプリやアットユーネットも自動的に利用できなくなります。

各種登録情報の確認や変更、ポイント残高の確認、利用明細の確認・ダウンロードなどは、カード解約前に済ませておく必要があります。アットユーネット内で利用していた他のサービス(ポイント運用やふるさと納税など)も同様に利用できなくなります。

一点補足として、アットユーネットには「アットユーネット単体の退会」という手続きもありますが、これはオンラインサービスから登録情報を削除するだけであり、クレジットカードの解約手続きではありません。クレジットカードそのものを解約したい場合は、別途、カード解約の手続きが必要です。クレジットカードを解約すれば、アットユーネット/UC Portalは自動的に退会となります。

カードを紛失した場合でも解約できますか?

はい、UCカードを紛失してしまった場合でも、解約手続きは可能です。

ただし、まずはカードの不正利用を防ぐために、速やかにUCカードの紛失・盗難受付窓口に連絡し、カードの利用停止手続きを行ってください。この紛失・盗難受付窓口は24時間365日対応している場合が多いです。

利用停止手続きが完了した後、改めて解約したい旨を窓口に伝え、解約手続きを進めることになります。紛失・盗難受付窓口の電話番号は、UCカードの公式サイトに必ず記載されていますので、慌てず確認してください。入力する番号など、詳細な情報は公式サイトでご確認いただくことをお勧めします。

電話での解約手続きが繋がらない場合はどうすればいいですか?

UCカードの解約手続きを受け付けている電話窓口は、曜日や時間帯によっては非常に混雑し、電話が繋がりにくいことがあります。「UCカード 解約 電話 繋がらない」といった検索も多く見られます。

もし電話がなかなか繋がらない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • オペレーターの受付時間を確認し、比較的空いていると思われる時間帯(例えば、受付開始直後や終了間際、あるいは平日の午前中などを避け、曜日や時間帯をずらしてみる)に改めて電話をかけ直す。
  • 自動音声ガイダンスで解約手続きの一部が可能か確認する(全てのカードで利用できるわけではありません)。
  • UCカードの公式サイトを確認し、問い合わせフォームやチャットなど、電話以外の問い合わせ方法がないか調べてみる。

根気強くかけ直すことも必要になりますが、時間帯を変えて試すことで繋がりやすくなることがあります。ご質問がある場合は、FAQで回答が見つかることもあります。

カード名義人が死亡した場合の解約方法は?

UCカードの名義人の方がお亡くなりになった場合、そのUCカードの解約手続きは、原則としてご遺族や相続人の方が代表して行う必要があります。

この場合も、まずはカード裏面に記載されているインフォメーションセンターなど、カード発行会社の窓口に速やかに連絡してください。名義人が死亡した旨を伝え、その後の手続きについて指示を仰ぎます。

カード会社から、名義人の死亡を確認できる書類(戸籍謄本など)や手続きを行う方の本人確認書類など、必要な書類や具体的な手続き方法について案内があります。利用残高がある場合は、相続人に支払い義務が発生することが一般的です。

解約したUCカードはどのように破棄すればいいですか?

UCカードの解約手続きが完了したら、そのカードはご自身で責任を持って正しく破棄する必要があります。

そのまま捨ててしまうと、カード番号や個人情報が悪用される危険性があります。必ずハサミなどを使って、カード番号、氏名、有効期限、署名欄、セキュリティコード(CVV/CVC)、そして特に重要なICチップや磁気テープの部分にしっかりと切り込みを入れ、読み取れないように細かく裁断してください。

個人情報が記載された部分を物理的に破壊することが、安全なカード破棄のために非常に重要です。

まとめ:UCカードの解約をスムーズに進めるために

UCカードの解約は、主に電話またはインターネットで行うことができますが、お手持ちのカードの種類(個人、家族、ETC、法人、提携カードなど)や、そのカードを発行している会社(クレディセゾンか、ユーシーカード本体/グループか)によって、具体的な手続き方法や問い合わせ窓口が異なります。

解約手続きを始める前に、スムーズかつトラブルなく進めるために、以下の点を確認・準備しておきましょう。

  • 解約の目的:UCカード本体か、家族カードやETCカードのみかなど、解約したい対象を明確にする。
  • 必要なもの:解約するカード本体、本人確認書類、直近の利用明細書を手元に用意する。
  • 発行会社の確認:ご自身のUCカードがどちらの会社から発行されているかを確認する。会社情報を確認し、適切な窓口にご連絡ください。

また、UCカードを解約する際には、特に以下の重要な注意点があります。これらを踏まえておくことが、後々の後悔やトラブルを防ぐ鍵となります。

  • ポイント:永久不滅ポイントや提携ポイントが失効しないよう、解約前に残高を確認し、使い切るか交換する。別のクレディセゾン発行カードがあれば永久不滅ポイントは合算される場合がある。
  • 年会費:年会費の請求時期(入会月の約3ヶ月後5日など)を確認し、請求が発生する前に手続きを完了させる。一度支払った年会費は返金されない。
  • 継続決済:公共料金やサブスクリプションサービスなど、カードで支払っている全ての継続決済について、必ず他の支払い方法に変更手続きを行う。忘れるとサービス停止の原因に。
  • 付帯サービス:ETCカードやUC Portal、電子マネー機能などが使えなくなることを理解しておく。電子マネーの残高は解約前に使い切る。
  • 利用残高:解約時点の利用残高は、解約後も支払い義務が継続する。通常通り登録口座から引き落とされる。

この記事でご紹介した情報を参考に、ご自身のUCカードの種類に合った正しい方法で、一つずつ手順と注意点を確認しながら解約手続きを進めてください。

もし手続き方法や注意点に関して不明な点があれば、自己判断せず、必ずカード裏面の問い合わせ窓口や公式サイトに連絡して確認することが、安心して解約を完了させるための最も確実な方法です。各種Q&Aも参考になるでしょう。

これらの点にしっかり留意して、UCカードの解約をスムーズに完了させてくださいね。

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